暗号通貨積立にあたっての注意事項
暗号通貨の積立にあたっての基本を知ることが大切です。暗号通貨の中でも、最も伸び率が高いビットコインではたった1年で2〜3倍に上昇することもあり、現時点では積立NISAなどの金融商品と比べても伸び率が高いものとなっております。反面、暗号通貨の購入は投資であり、ブロックチェーンという性質上、将来ハッキングなどで価値がなくなるリスクがあるため、そのリスクも許容しなければなりません。

いくら伸び代があるからといって、家計を逼迫させるほど無理に積み立てをしてはいけません。収支を今一度確認して、毎月どれくらいがちょうどいいか確認をして無理のない範囲で積み立てることが大切です。また、家計を見直して無駄と思う部分を節約して、節約した分を積立金に回すといった方法もとってもよいだろう。月々5,000円でもかまいませんし、1万円でも10万円でも身の丈に合った額でやるものです。

暗号通貨はとにかく値動きが激しいものです。1日で10%以上下がることもありますし、逆に上がることもあります。7月から9月にかけて取引が減ることから、夏枯れ相場と言われ、その時期は下落傾向になりがちです。人間の心理では損をする方がキツく感じますが、そもそも株式でも日常的に数%の値動きがあり、時価総額が増えれば増えるほど変動額は数百万単位となりますが、投資家の方は売却しないで保有し続けています。だからその程度で諦めることはもったいないことであります。ただし、アルトコインの中でも特に知名度が低い草コインと呼ばれるものについては、急上昇した場合は危険なサインなので、さっさと売却した方が賢明です。過去にはモナコインという2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)発祥の暗号通貨が2,000円以上上昇したことがありましたが、直後に9割下落した事例があります。
安く買うことができればその分たくさん買うことができます。逆に上がりすぎてるなと思ったら、購入を見合わせることも一つの手である。人間の心理はあがってる時に買ってしまうので、その心理が働かないように、冷静に行動することが重要です。また、草コインについては絶対に手を出してはいけません。
空売りは暴落すると見込み売却し、下落が落ち着いたら買い戻すことで利益を得る手法だが、下落すると見込んで売却するも、上昇して結局損をすることがあるので、やめた方がいいです。
現在の日本の税制上、暗号通貨は売却した時点で損失を被ったとしても売却額がそのまま利益として計上されるため、売却額によっては雑所得(最大55%)として申告しなければなりません。しかし、税制の見直しにより、申告分離課税(一律20.315%)に変わる可能性があるため、今後の動向が気になるところです。また、20歳前障害基礎年金や生活保護を受給している場合は特に注意が必要です。障害年金には20歳時点で年金を受け取っている場合、所得制限がかかります。前年の税引き後の手取りが370万4千円を超えると半額が支給停止となり、472万1千円を超えると全額が支給停止となります。生活保護を受給している場合、所有自体は問題ないのですが、売却するとそのまま収入となるため、大量に売却した場合は控除額分を除いて減額されたり、廃止となる可能性があります。よく考えて売ることが大事かと思います。
信用取引とは、一定の保証金を託して保証金の数倍もの取引を行うもので、例えば10倍取引において、10万円で100万円の取引が可能となり、1万円のプラスになれば10万円の利益になるが、逆に少しでもマイナスになれば追証という追加で資金を入れる必要がでてきて、それができなければ強制的に決済され、10万円が消えてなくなる。いわばハイリスクハイリターンな取引だ。特に暗号通貨は前述の通り、変動が株式や法定通貨以上に激しいため、読みがより難しいものとなっている。そのため初心者がやるのは自殺行為だし、そもそも信用取引は資産運用から逸脱するため、やめた方がいいです。現物取引であれば元本割れしたとしても、積み立てた金額以上の損失は起こらないため、そちらが無難であります。
近年、取引所がハッキングされる事件が相次いでおり、リスク分散のために複数の取引所で分散的に購入することが大切です。場合によっては呼ばれる暗号通貨を保管しておく電子的な財布(ウォレット)に待避させておくことも重要です。その場合、紛失したりパスワードを失念してしまうと引き出せなくなるため注意が必要です。また、ウォレットに移動させるには高い送金手数料がかかる場合があります。
このように、暗号通貨の積立にあたっては新NISAや株式同様、長期的に行うものなので諦めることなく続けることが大事です。毎月の積立額は多くする必要はありません。5,000円でも十分です。普段外食しているのをやめて、自炊に切り替える、食品はスーパーマーケットで賞味期限までに使い切れる分までに買い留めるなど、余ったお金で積み立てるなど節約をすることで積立に使えるお金が増えることになります。
*暗号資産の中でのリスクリターンを表現しています。