第5章 暗号通貨の購入方法

500円ずつ積み立てる

概要

取引所で暗号通貨を購入するには、銀行を使って取引所に入金する必要があります。いわゆるネット銀行以外の銀行では振込には手数料がかかることが多いので、なるべく一定回数までなら手数料がかからないネット銀行を開設した方がいいかと思います。ネット銀行は振込のほか、コンビニのATMやゆうちょ銀行ATMなど、多くのATMからも入金が可能だ。またネット銀行の場合、一定回数までATM利用手数料が無料となるためおすすめです。

おすすめのネット銀行

住信SBIネット銀行

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ネット専業銀行で、スマホアプリと提携すると、ATMおよび他行宛ての手数料が月にそれぞれ5回まで無料で各取引所への入金を迅速にできるため、暗号資産取引にはおすすめです。なお、口座開設から1ヶ月間は取引所への入金ができないため、それまでは他の銀行から入金するとよい。キャッシュカードは口座開設後に申し込みが可能。ただ、キャッシュカードがなくても対応しているATM(セブン銀行とローソン銀行)の入出金であればスマホアプリの画面認証で入出金が可能なので、キャッシュカードは事実上任意だ。その場合は何度入出金をやっても無料。また、多くの取引所ではここの銀行を入金先と指定されており、またすぐ入金がされる機能を備えられていることもある。

楽天銀行

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こちらも、ネット専業銀行で、楽天のサービスを使うのであればこちらもおすすめだ。例えば楽天ポイントがたまるクレジットカードである楽天カードの引き落とし先にすることで、預金利息を多くすることができる。反面ATM手数料の条件や他行宛ての振込手数料の無料回数がやや厳しい面がある。しかしながら、利用できるATMは多いため入出金しやすく、サービスで貯まった楽天ポイントは楽天ウォレットやポイントビットコインなどで積み立てすることが可能だ。

暗号資産を購入する

取引所や銀行口座開設が完了したら、暗号資産を購入してみましょう。ただ、暗号資産購入にあたってはいくつか注意点があります。

販売所とは

取引所

販売所とは、暗号資産を取引所が販売しているものを指します。こちらは少額で購入できることが多いです。最低500円、100円、1円のこともあります。反面、取引する相手が取引所という運営元なので、後述の取引所と比べても少し割高であるため、少額の積み立てに使うのが賢明です。売却も可能ですが、取引所で売却するよりも低くなる傾向があるので、あまりおすすめできません。また、購入の取消はできません。

取引所とは

取引所

取引所とは、暗号資産を取引所に出している個人や法人と直接取引ができる。こちらは最低購入額が決められており、一定額以上必要だったりしますが、手数料が割安でたくさん取引を行うとその分安くなることもあります。売却もこちらで行うと高く買ってくれます。反面、取り扱っている銘柄が主要銘柄に限られる。ある程度まとまった数が必要といったことが挙げられる。

指値(さしね)・成行(なりゆき)とは

金融商品取引特有の用語で指値注文は簡単に言うと、売買の単価と数量を自分で指定すること。これによって上昇傾向であれば高く売却できたり、安く購入することができる。売買が成立していない場合は取り消すことも可能。反面すぐ売買できないため、機会を失う可能性があったり、現金化が遅れる場合がある。入力ミスのリスク(こちらは取引所において、エラーとなる可能性がある)等が挙げられる。

成行注文はあらかじめ単価が市場価格に指定される。そのため売買がすぐ成立する。素早く現金化を行いたいのであればこの方法を使うことがよい。反面、市場価格で売買されるため、購入時より下落したり、売却時より上昇する可能性がある。売買の取り消しはできない。

取引所と販売所の違い
  取引所  販売所
取引相手 個人または法人間 取引所
最低購入金額 まとまった額が必要 少額から(最低1円~500円)
取扱銘柄 少ない(主要銘柄のみ) 多い
手数料 安いまたは無料 やや高い
適した用途 大量購入・売却 積み立て購入
売却はまとまった額になったら行うため、少額の積み立てを続けて、ある日目標額を達成した場合の売却は取引所で行うと手数料が安く抑えられます。

主要銘柄以外の購入や不必要な売却はしないこと

少なくとも初心者は、ビットコイン、イーサリアム、XRPなどの取引が盛んな銘柄以外に手を出すのは失敗しやすいです。また、とにかく利益を出したいからといって、空売り(下落が始まったと思ったら売却して、上昇が始まったと思ったら買い直す)を繰り返すのはやめましょう。知識がないと失敗することがあります。また、現在の税制では売却した時点で利確(利益確定)するため、空売りなどを繰り返すと所得税などが高くなることもあります。なお、これについては、税制の見直しにより、申告分離課税(一律20.315%)に変わる可能性があるため、今後の動向が気になるところです。

販売所での購入方法

銘柄を選択して購入金額を入れて、購入確定することで購入ができます。

取引所での購入・売却方法

前述の通り、指値・成行注文で行います。

※いずれの画像はbitflyerのものですが、ほかの取引所での操作はほぼ同じです。